阪神淡路大震災の家屋倒壊データを分析すると、地盤・白蟻・腐朽をはじめ、施工不良や構造設計の優劣が明暗を分けたといえます。 このような事態を防ぐために、我々は耐震診断をお勧めしています。耐震診断とは、家の建物としての基本性能を知る ことです。
　欠陥が見つかれば、補強工事を施す。家を守ることは命を守ること、そして貴方の大切な家族を守ることにつながるのです。

診断方法
財団法人日本建築防災協会発行の木造住宅の耐震診断と補強方法に従い保有耐力診断法（精密診断法１）で診断を行う。

評価方法
「上部構造の耐力」の評価、及び「各部の検討」について行う。

主な調査項目
基礎・地盤	基礎ひび割れ、損傷調査 布基礎コンクリート圧縮強度調査 土台状況調査
構造部材	柱・梁・筋交い寸法、状況、金物緊結調査 柱傾斜調査、脚部断面欠損調査 床仕様、欠損、腐朽、緊結調査
屋根	小屋根状況・屋根材状況・小屋根状況調査
壁	壁材調査 筋交い、ひび割れ、腐朽、雨漏り調査
その他老朽化	シロアリ、腐朽調査
施工状態	瑕疵（かし）、手抜き工事の有無