当会(NPO法人地震に強い街作りネットワーク)の実施する耐震診断・補強については、工学院大学建築学科・宮澤健二教授の技術指導を仰いています。
ご要望や必要に応じ、宮澤健二教授が現地調査に立ち会います。
宮澤健二教授プロフィール 工学院大学建築学科教授。 日本建築学会木質構造運営委員会委員。 阪神・淡路大震災の建設省調査委員(現国土交通省) |
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耐震性能を評価する方法としては、静的解析と動的解析の二通りあります。
建物の特性に応じ、使い分けますが、当会が最も注力するのが現地調査です。小屋裏・床下を含め徹底的に調査し、解析の基本データを収集いたします。
収集したデータの量と正確さが構造計算の精度を向上させます。
従って、現地調査のスタッフには、宮大工・構造専門の一級建築士・社寺の瓦職人などのスペシャリストが加わります。
震度7クラスの地震力に対しての耐震性がどうか、現地調査での収集データを基に構造計算・解析を行います。所要日数は、60日程度です。 評価の基本は我流を廃し客観性を重要視しています。建築基準法施行令の許容応力設計法に準じて評価を行います。